皮膚についてのひとくちメモ

皮膚とビタミン
私たち人間は、生きるために酸素を必要としますが、酸素のうちの数%は細胞内で化学変化を起こして『活性酸素』になります。この『活性酸素』により細胞組織の酸化が起こると、シミ、ワとなって肌に現れてきます。人間が生きていくうえで、『活性酸素』の発生をゼロにすることはできません。しかし、過剰な『活性酸素』の発生を抑えるために、各種のビタミンを摂る必要があると言えます。肌によいとされるビタミンとその効果について紹介いたします
●ビタミンA(βカロチン)
肌の潤いを保ち、皮膚病や肌荒れにも効果があります。
多く含まれる食品・・・人参、かぼちゃ、ブロッコリーなど

●ビタミンB群
各種栄養素の代謝に関与し、皮膚炎などの予防に効果があります。
多く含まれる食品・・・大豆、牛乳、卵、レバーなど

●ビタミンC
メラニン色素の生成、沈着を阻害し、肌のメリハリや、弾力のもととなるコラーゲン
の合成を促進します。
多く含まれる食品・・・イチゴ、キウイ、パセリ、ブロッコリーなど

●ビタミンE
皮膚の新陳代謝に役立ち、『若返りのビタミン』とも言われています。
多く含まれる食品・・・ナッツ類、植物油、うなぎなど

●皮膚と喫煙
ビタミンCの消費を増やし、肌の色や艶を悪くする。
●皮膚とアルコール
ビタミン群の消費を増やす。

 

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